【株式会社クラフト・ティーについて】
代表取締役の新谷が、株式会社KAWANEホールディングス(本社:静岡県榛原郡川根本町、代表取締役:迫 洋一郎、以下KAWANEホールディングス)の取締役在任中(現在は退任)に立ち上げた日本茶のブランド「CraftTea.tokyo(※1)」の成長スピードを早めるために、同社をスピンアウトする形で2020年12月24日に設立した会社です。
【CRAFT TEAとは】
全国の産地、農家からシングルオリジン(同一のエリア・単一の品種で製造された生産物)のお茶を仕入れ販売する、当社が立ち上げた新しいブランドです。上質な日本茶が手軽に飲める機会を創るために、都内を中心にお茶をサブスクリプション型で提供する店舗を出店していきます。
出店計画について
以下の通り、出店を予定しています。各店舗の正式なオープン日は、緊急事態宣言の動向を見ながら順次決定します。
2021年3月下旬オープン予定
・丸の内一号店(東京都千代田区丸の内)
・飯田橋店(東京都千代田区富士見)
・西新宿店(東京都新宿区西新宿)
2021年4月オープン予定
・銀座店(東京都中央区銀座)
・千頭店(静岡県榛原郡川根本町千頭)
2021年5月オープン予定
・新宿店(東京都新宿区新宿)
2021年8月オープン予定
・京橋店(東京都中央区京橋)
※2021年中に、さらに数店舗を出店する予定です
店舗で提供するサービス内容について
マイボトルを持参すれば、上質な日本茶(温度50℃でじっくり抽出したもの)とティーバッグ(4g)を提供します。日本茶の残量が少なくなったら、マイボトルに水またはお湯を継ぎ足せば、1日中楽しむことができます。マイボトルを利用することで、脱プラスティック社会にも貢献します。
makuakeでの先行販売について
2021年3月中旬より、クラウドファンディングサイトmakuakeでCRAFT TEAのお茶を先行販売します。詳細は、プロジェクトがスタートしたらご案内します。
クラフト・ティー社 設立の経緯
代表の新谷が、KAWANEホールディングスの取締役在任時に以下の思いに至ります。
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茶業を取り巻く状況は、栽培面積・生産量の減少、茶価の低迷、それに伴う後継者不足に見舞われ、急速に耕作放棄地が増加するなど、悪化の一途をたどっています。その背景には、ペットボトル茶の普及により価格の安いお茶の需要が増えたこと、リーフ茶(急須で淹れて飲むお茶)の需要が減ったことなどが挙げられます。
私たちが本社を構える静岡県川根本町は、令和2年に開催された第74回全国茶品評会で産地賞を受賞し、個人賞でも普通煎茶4㎏の部で1,2,4位に入賞するほどのお茶の産地です。しかし、川根本町とその周辺地域も例にもれず、茶業界は苦しんでいます。茶業関係者と意見交換する中で、上質なお茶のニーズが減り、単価も下落した上に、在庫を抱えている現実を知りました。
静岡県をはじめ日本全国には歴史ある茶の産地が多数あり、そこには「上質なお茶を作る技術」があります。しかし、このままでは、廃業とともに数百年の歴史を持つその技術が失われてしまう。そのことに対し、私たちは強い危機感を抱いています。
私たちは、なんとかして「上質なお茶」を「適切な価格」で「たくさんの人に届けられる」仕組みを作れないかと考えました。先行事例がないかを調べたところ、favy社がサブスクリプションという手法を使い、コーヒーマフィアを始めとする数々の成功を収めていることを知りました。そこで、favy社に協力を依頼し、上質なお茶が飲み放題になる、サブスクリプション型のサービスをスタートすることにしました。
※以上、KAWANE社によるCraftTea.tokyo立ち上げのニュースリリースより抜粋
https://kawane-hd.co.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%8c%b6%e3%81%ae%e6%96%b0%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%80%8ccrafttea-tokyo%e3%80%8d%e3%82%92%e7%ab%8b%e3%81%a1%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/
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小田急新宿駅地下街でのテスト販売を通じて需要があると判断した新谷は、当該事業の成長スピードを早めるために、KAWANEホールディングスをスピンアウトし当社を設立するに至りました。同社の「事業を通じて地域課題を解決する」という理念を受け継ぎ、お茶産業の課題解決にチャレンジしていきます。
メンバーについて
・代表取締役 新谷 健司
株式会社経営参謀 代表取締役。同社のクライアントのご縁で、2017年より静岡県の川根本町に関わるようになる。2020年には、KAWANEホールディングスを設立し取締役に就任(現在は退任)。お茶の事業を複数立ち上げる中で、CARFT TEAの着想に至る。
・取締役 石川 幹浩
製茶問屋である石川製茶(静岡県島田市)の3代目。2018年度静岡茶品評会で農林水産大臣賞を受賞するなど、数々の品評会やコンテストで賞を受賞する茶師でもある。当社では、主にお茶の仕入れ・品質管理、お茶関連商品の開発を担当する。
・取締役 高梨 太
東京都新宿区で生まれ育ち、社会人になってもずっと東京で過ごしてきたが、2019年に地方を盛り上げるために川根本町に移住し、2020年には川根本町民と結婚。完全に現地民となる。当社では、主にプロモーションを担当する。