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コロナ禍で打撃を受けた観光地を高校生と盛り上げる!人口約6400人の川根本町が高校生が作った新名物で「CRAFT TEA」をジャックします!

5月28日より新名物開発を題材とした授業を川根高校でスタートします

■背景

株式会社クラフト・ティーが本社を構える、人口約6400人の小さな町、川根本町の基幹産業はお茶と観光です。SL・機関車トーマスで有名な大井川鐵道の終着駅である千頭駅や、寸又峡温泉、夢の吊り橋、奥大井湖上駅など、全国的に知られている観光資源が点在し、コロナ禍前には来訪者は年々増加傾向にありました。しかし、昨年からのコロナ禍により来訪者が激減し、町内の観光地は大きな打撃を受けています。
川根本町発のベンチャー企業として、打撃を受けた町内の観光地のために私たちに何か出来ないかと考え、川根本町と協議を重ねてきました。協議の結果、今回の取り組みがスタートしました。
今回の取り組みで開発した新名物は、川根本町の認知度をさらに高めるために、東京都内に展開するCRAFT TEA直営店舗で販売します。また、販売の際に川根本町の観光地をPRします。これにより、首都圏在住の皆さまの川根本町に対する認知度を高め、コロナ禍収束後の旅行先の一つとして、積極的に選んでもらうことを目指します。

■どのように新名物を開発するのか?

今回の新名物の開発は、川根本町に唯一存在する高校である、川根高校の教科「地生学」の授業の一貫として取り組みます。「地生学」は、生徒が川根を学び、その魅力や課題を発見し自己の学びに結びつけ、思考力・判断力・表現力を育成するとともに、川根愛を育むことを目的とした、川根高校独自の教科です。この地生学のコースの一つである「食での川根本町プロモーション」の授業を通じて、川根高校に通う高校生と一緒に、新名物の開発に取り組みます。
高校生と一緒に開発した新名物は実際に商品化し、CRAFT TEA 新宿マルイ本館を始めとする東京都内のCRAFT TEA直営店で販売します。販売の結果を踏まえ、川根本町内の飲食店や売店での販売も順次開始する予定です。

■なぜ、川根高校と一緒に取り組むのか?

川根本町は、毎年200人ペースで人口が急激に減少しています。その原因のひとつが、高校卒業したら進学や就職のために、町を離れる人が数多くいることにあります。
今回の授業を通じて『過疎地で考えた商品でも、大都会で通用すること』そして、『過疎地である川根本町に住んでいても、アイデアや実行力次第で大きなチャレンジができること』を生徒が体験することによって、川根本町にも働く選択肢は十分にあること、また、一度川根本町を離れても、将来川根本町に戻って働く選択肢があることを、生徒に感じ取ってもらうことを目指します。
同様の課題を抱える自治体は、全国に数多く存在します。今回の取り組みをモデルケースとし、他の自治体とも同様の取り組みを積極的に行っていきます。

■今後予定

(1)授業の予定

・日時:5月28日 13:15〜15:15、内容:アイデアを出す方法
・日時:6月18日 13:15〜15:15、内容:出したアイデアの磨き方
・日時:6月25日 13:15〜15:15、内容:アイデア発表会
・日時:7月9日 12:55〜14:35、内容:実際に発売する商品の発表と理由の説明
※上記授業は、すべて川根高校にて行います
※授業は2022年2月まで行いますが、上記以降の授業内容・場所は現在検討中です

(2)新商品の販売の予定

9月〜11月を予定しています。
※発売する商品と時期が確定したらご案内します